高配当株投資について調べていると、
「配当落ち」って言葉を見かけることがあると思います。
なんとなく聞こえがネガティブで、
🤔「配当をもらったら株価が下がるらしい…」
😰「それって損なんじゃ?」
そんなふうに感じたことがある人も多いかもしれませんね。
でも──
高配当株投資家なら、そんなの気にしなくて大丈夫です。
むしろ、気になるということは投資の軸がブレている証拠かも。
今回は、そんな「配当落ち」について、わかりやすく解説します😊
そもそも「配当落ち」ってなんや?
まずは言葉の確認!
配当落ちについて理解しましょう。
配当落ちとは、
「企業が配当金を出すと、その分だけ株価が下がる」
という、いわゆる“理論上の現象”のこと。
たとえばこんな感じですな👇
・配当金:1株あたり100円
・配当前の株価:2,000円
・配当落ち日:株価は理論上1,900円に下がる
つまり、企業の中にあった100円分の価値が、株主に現金として渡されたから、株価もその分下がる…というのが“教科書的な説明”になります。
でも実際の相場は、そんな単純じゃなかです
でもすでに投資の経験がある方は、そんな単純ではないことをご存知ですね。
株価ってのは、読めません。
・景気や業績
・市場の期待や失望
・金利・為替
・地合い投資家の思惑や需給
これらがまじりに混ざり合ってネトネトして株価は決まります。
だから「配当100円だから株価が100円下がる」なんて、実際にはめったに起きません。
つまり、配当落ちは理屈としては正しいけど、現場では見えにくい。
このギャップがあるから、そもそも過剰に気にする必要はないんです。
高配当株投資家が配当落ちを気にしない理由
それ以外にも高配当株投資家であれば配当落ちを気にしないでいい理由があります。
理由はシンプル。
✅ 株価に投資しているんじゃなくて、企業の価値に投資しているから
高配当株投資で大事なのは、
・今後も安定して配当を出してくれるか
・企業の稼ぐ力や財務が健全か
・長期的に持てるビジネスモデルか
であって、一時的な株価の上下じゃないんですよね。
たとえ株価が100円下がっても、100円の配当がもらえたらそれでプラマイゼロ。
むしろ、その100円が毎年もらえるなら…「お金のなる木」である証拠です💡
「配当落ち」は価値の移動。損じゃない
最後にもうひとつだけ大事な視点を。
教科書的な配当落ち理論でも、損するわけではありません。
配当を出したことで、
・株主に現金が入る
・企業の資産が減る
・その分株価が下がる
これは、企業の中にあった価値が“目に見える現金”になって戻ってきただけ。
「資産が移動しただけ」なんですね🙋♂️
株価に惑わされず、企業の本質を見よう
高配当株投資は、時間をかけて資産を育てるスタイルです。
だからこそ、目先の株価よりも、
企業の価値、稼ぐ力、配当を出し続ける姿勢に注目したい。
配当落ちを気にするよりも、
「この会社、来年もちゃんと配当出してくれそうか?」
そんな視点で企業を見ていきたいですね😊
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