高配当株投資をやり始めて、こんなことはありませんか?
🤔「どの指標を見れば、優良な高配当株かどうかわかるんやろ」
ここでは、そのポイントをもとにつくった分析シートの解説といっしょに、各指標の意味をわかりやすくまとめました!
この記事では、
✅️ 優良な高配当株銘柄の見つけ方をまとめながら
✅️ ぼくなりの解釈を付け加えて
✅️ シートの使い方も一緒に表示
という構成にしてますので、よかったら参考にしてみてくださいね!
「分析シート」について、詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

① 一株配当
📌 配当の出発点はここから!
「1株あたりいくら配当が出るか」を示す指標です。
つまり、自分がもらえるお金の“元”になる数字ですね。
😳「高配当株に投資したのに、配当が減った…」
なんてことにならないように、ここはまず最初にチェックしたいところ。
🔍 見るポイント
・配当額が年々増えているか?(=増配傾向)
・減配していないか?
「右肩上がりの増配」かつ「安定感があるか」が重要です💡
「一覧シート」でフィルターをかけつつ、気になる銘柄があれば「個別分析シート」を使うといいでしょう。

増配率もメモしておきたいところです。
② 配当性向
📌 企業の“無理してない?”をチェック!
これは、企業がその年に稼いだ利益のうちどれくらいを株主に配当として渡してるかを示します。
たとえば…
💡例:利益100億円で配当が30億円なら、配当性向は30%
一般的に、30〜50%くらいがちょうどいいとされます。
配当性向が高すぎると…
「もうこれ以上配当出せません〜😭」となる可能性もあるので、配当性向が70%を超える企業には要注意。
シート内では「30%以下」「50%以下」などで色分けしています。

③ EPS
📌 企業の“もうける力”を見る指標!
EPS(Earnings Per Shere)=1株あたりどれだけ利益を出しているか、を表す数字です。
これは右肩上がりが理想。
逆に、EPSがガタ落ちしてる会社は「配当を出す余力が弱ってきてるかも…」とチェックが必要です。
🔍 チェックポイント
・長期的に増加してる?
・急激に落ちてない?
気になる銘柄は「個別分析シート」にコードを入れて、EPSの推移をしっかりチェックしましょう!
EPSの「増加確率」が著しく低い企業は、他の指標がいくらよくても要注意です。

④ 自己資本比率
📌 その会社、体力ありますか?を測る指標
自己資本比率は、企業がどれだけ「自前の資金」で運営されているかを示すもの。
ざっくり言うと、倒産しづらさを見るって感じです💡
💡 目安はこちら
・40%以上:まずまずOK
・60%超:けっこう安心
・80%以上:かなり堅実✨
ただし業種によって差があるので、異様に低かったら「なぜ?」と調べてみるのが大事です。

⑤ 営業CF(キャッシュフロー)
📌 “現金をちゃんと生み出してるか”をチェック!
利益があっても、現金が回らなければ会社は続きません。
営業CFは、その会社が日々の本業でいくら現金を生み出しているかを見る指標。
ここがしっかりしてる会社は、経営の“地盤”が強いということです。
🔍 ポイント
・毎年黒字(マイナスがない)か?
・長期的に右肩上がりか?
基本的に過去10年間で1度でも赤字になった企業は、慎重に分析です。
一時的にマイナスになってても、事業拡大の投資だったら問題ない場合もあるので、背景の確認が大切ですね!

⑥ 営業利益率
📌 「効率よく儲けてる?」を見る指標!
売上高に対して、どれだけ利益を出してるかの割合。
たとえば──
・売上100億円、利益10億円 → 利益率10%
・売上100億円、利益1億円 → 利益率1%
当然、同じ売上でも利益が多い方が良い!ってことになりますよね💡
💡 目安
・10%以上:優秀✨
・5〜10%:ふつう
・5%未満:改善の余地あり
ただしこれも業界差があるので、他社と比べるときは同業種で比較しましょう!
例えば小売業では5%でも優秀とされる場合がある一方、ソフトウェア業界では20%以上が期待されてる場合もあります。
同じ業界内での比較を行うと、より正確な評価が可能です

⑦ 売上高
📌 会社の「規模」と「成長力」を見る指標!
売上高は、その企業がどれだけの“取引”をしているかを示します。
業種によって「営業収益」や「収益」など様々な呼び方がされていますが、本質的には全て「売上高」を指しています。
例えばサービス業では「営業収益」、金融業では「経常収益」といった表現が使われたりしていますね。
右肩上がりの売上高は、会社が成長してる証拠でもあります📈
とはいえ、売上が増えてても利益が出てない企業もあるので、利益率とセットでチェックするのが大事です!

⑧経常利益率
📌 “会社全体のもうけ力”を示す指標!
営業利益率が「本業のもうけ方」なら、経常利益率は「本業+副業(資産運用なども含む)」もあわせた全体的なもうけ力。
💡 たとえば
・本業はふつうだけど、資産運用でしっかり稼いでる会社
・本業も副業もバランスよく稼いでる会社
なんて場合は、営業利益率よりも経常利益率が高くなります。
学長も、「営業利益率は低いけど、経常利益率は保たれているから収益性に問題なし」と言っていましたね😉
本業の成績(営業利益率)を見るのが本質的ではありますが、結局は「財務諸表を見て総合的に判断」になります。

おわりに|“知らなかった”は損じゃない!
ここまで読んでくれてありがとうございます😊
高配当株の分析って、最初はむずかしく感じるかもしれません。
でも、
🙄配当性向ってどう見たらいい?
🤔この業種の特徴ってなんやろ?
と、「分からないこと」に出会ったときに行動して調べてみる──
この一歩こそが、“高配当株投資家”の姿だと思っています。
あなたの投資が、少しでも楽しく・安心できるものになりますように🐣✨
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