【インデックスと高配当株】どっちにに投資するべきか?

前提を学ぶ

👤「インデックス投資と高配当株投資どっちに投資するべきですか?」
SNSとかでもたまに見かけるこのテーマ。

投資をはじめるときにぶつかる疑問のひとつかもしれんですな。
でもこの問い、よくよく考えてみると──

実は「正解」はひとつじゃない。

この記事では、

  • 2つの投資スタイルの“前提となる考え方”を知ること
  • そして、自分に合った“いいとこ取り”のスタイルを考えること

ここに焦点を当ててみて解説する💡

先にこの質問に対するぼくの答え。
「両方やったらええ。どっちも早くはじめた方がよく育つばい!」

ただし、投資ができる準備が整っていることが大前提ばい。

これから投資をはじめる方はもちろん、

  • どれくらいの割合で投資したらいいか迷ってる人
  • どっちから始めるべきか決めきれない人
  • 最終的にどんなゴールを描くか考えたい人

──ちょっとしたヒントや視点を届けられたらうれしかです。

インデックス投資の考え方

まずは、インデックス投資から解説する!

そもそもインデックス投資って何かというと──
「市場全体をまるごと買って、時間を味方につけて育てていく」
そんな投資やね。

市場全体というのはつまり、

  • アメリカ全体の企業をまるっと:S&P500
  • 地球上の企業をまるっと:全世界株(VTなど)
  • 日本企業全体をまるっと:TOPIX

などなど。
つまり、特定の企業に賭けるんじゃなくて、経済全体に乗っかっていく感じ。

じゃあこのインデックス投資って、どんな前提で成り立ってるのか?
大きく分けると下記の3つやな。

  • 超長期でみたときに資産を増やしたい!
  • 投資対象は「ぜんぶまとめて」
  • 市場の価格は、だいたい正しい

順番にみていこうか💡

① 超長期でみたときに資産を増やしたい!

経済全体に乗っかって資産を増やす投資がこのインデックス投資。
やけど、資産が増えるまでにはすんごく時間がかかる。
意外とこの大前提を抑えられていない人が多い印象。

下の表をみてほしい。

📍参考:書籍「敗者のゲーム」より

画像をみてわかるとおり、
株式の値動きは単年で見ると大きいんやけど、長期で持ち続けた場合、勝ちの兆しが見えるんよな。

これが大前提。

インデックス投資してる人は、安易な気持ちで投資したらあかん。

詳しくはこの記事もみてな。

📎関連:「お金を貯める」が資産運用の第一歩、正しいマインドの持ち方

② 投資対象は「ぜんぶまとめて」

成長株も、割安株も、大型も小型も、よく分からん株も──とにかく全部まるっと買う

「どの会社が将来すごくなるかは分からん。でも、世の中全体は成長するやろ」という前提。

代表的なインデックス、S&P500は500銘柄、全世界株(VT)は約9000銘柄に分散投資できる。

優良なインデックスファンドというのは、たった一つ買うだけで、幅広い分散を可能にしてくれる。

③ 市場の価格は、だいたい正しい

「今の株価は、それなりに企業の価値を反映している」

──そんな風に考えるのがインデックス投資の前提やな。

だから、買付けするタイミングをはかる必要はない。

いつだって今日が買付最良日!

だから積立て投資というやり方が合うんやね。

高配当株投資の考え方

続いて、高配当株投資の考え方をいくつか紹介。

高配当株投資を一言でいうと、
「しっかり配当を出してくれる企業を、自分で見つけて投資する」
そんなスタイルやな。

  • 自分で分散させていく
  • 買付するタイミングが重要になる

そんなところなんかは、インデックス投資とは真逆の発想ともいえるかもしれん。

① 投資対象は「自分で厳選する優良企業」

売上や利益が安定していて、無理なく配当を出し続けられる会社だけに投資していくことになる。
よく名前の出る大企業が安定しているわけではない。

意外と聞いたことないような企業の中に堅実な企業が隠れていることも多いばい!

② 安く買う(=利回りが高いときに買う)

高配当株投資では、買うタイミングがめっちゃ大事やな。
「株価が安いときに買えば、利回りが高くなる」 → これが、配当収入に直結するから。

逆に、株価が高いときに買っちゃうと、利回りが低くなってもったいない…ってことに。

「優良銘柄を安く買う」
これが高配当株投資の難しいところやな。

③ 市場は“間違う”こともある

優良な銘柄をどうやって安く買うか。

これには市場の温度感を感じていく必要がある。
○○ショックとか聞いたことあるやろ?

こういう暴落相場の時に、つられて安くなっとる銘柄を集めていくのがええ。

「この企業、めちゃくちゃいいのに、なぜか評価されてない…」
そんなタイミングを見極めるのも腕の見せどころやな。

インデックス投資が「市場はだいたい正しい」前提なら、高配当投資は「個別で見ると市場につられる」って前提になるな。

④ 手間はかかるけど、そのぶんやりがいもある

「高配当株投資って時間使いそうやな~」
そう思う人も多いかもしれん。

銘柄を調べたり、買い時を考えたりな。

やけど、自分で選んで育てる楽しさがあるばい。
高配当株はお金がお金を生む仕組みづくりや!

もちろん、注意点もある。

  • 配当が減らされる(減配)リスク
  • 成長があまり見込めない企業リスク
  • セクターが偏って、景気に左右されやすくなるリスク

だからこそ、「銘柄をしっかり見極めて選ぶ目」が必要やな。

両方の投資に共通すること

ここまで読んで、「性格が正反対の投資法やな」と思った人もおるかもしれん。
やけど、実はこの2つには大きな共通点もあるんよな。

それは、
「どちらも“お金のなる木”である」
ということ。

インデックス投資は、資産そのものを大きく育てる木
高配当株投資は、毎年お金を生んでくれる木

手法は違えど、お金を増やすという大枠は一緒なんやな。

そしてそのお金を増やすということの大前提。
「どちらも、早く種をまいて、長く育てることで大きな成果を出せる」
ここを抑えてほしい。

「育つスピード」や「実の種類」が違うだけ。

だから、
✨ 結論:両方やるのが、やっぱり強い

資産も増やしたいし、配当も欲しい。
どっちかなんて、選ばんでええと思うばい。

  • 毎月:インデックス投資でコツコツ積立🌍
  • タイミング:高配当株を“安いとき”に買い増し💰

このハイブリッド戦略は、地味に見えて、めちゃくちゃ合理的や。
しかも、どちらも「時間をかけて育てる投資」なので、始めるのが早ければ早いほど有利

あなたはどう選ぶ?

投資に「絶対の正解」なんてのはない。
でも、どんな前提に立って投資しているかを理解しておくと、ブレない判断ができるようになるな。

この記事では
「インデックス投資と高配当株投資」──この2つは、正反対だけど、どちらも魅力的。

そして、どちらも“早く始めて、じっくり育てる”ことが一番のコツってことを伝えたかった。
この2つの投資を“自分なりのバランス”で取り入れていけたら、きっと未来のお金の流れ方は変わるよ☺️

ぜひ今回紹介した2つの視点をもとに、自分にとっての最適な投資バランスを考えてもらえたらうれしいな!

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