「高配当株投資を始めよう!」と思ったときに、多くの人が最初にぶつかる壁があります。
・1銘柄ずつ買っていくべきか?
・それとも最初から30銘柄まとめて買うべきか?
この疑問、すごくよく分かります。
最初は悩むだろうし、SNSなどでもよく見かける話題ですね。
この記事では、もしぼくが、いまゼロから始めるならどうするか?
その答えを、経験者目線でお伝えしていきます☺️
結論:高配当株の入口は”まとめて買う”のがベスト!
もし、ぼくがいまから高配当株投資をはじめるとしたら──
30銘柄ほどに分散されたポートフォリオをまとめて買います。
その理由はシンプル。
最初にバランスのとれた形で“土台”を作っておけば、
・値動きに振り回されにくい
・精神的にも安心できる
・目標とした配当が入ってくる
というメリットを、早くから体感できるからです。
もちろん、分析は大切💡
でも最初から完璧を目指さず、「まずは自分なりにポートフォリオを組んでみて動かしながら学ぶ」という姿勢も大事だと思っています。
なぜ1銘柄ずつ買い集めないのか?
答えはシンプル。
分散こそが、アクティブ投資の最大の防御だからです。
高配当株投資は、インデックス投資と違うアクティブな投資。
つまり、どんな銘柄を選ぶかによって成否が大きく分かれるということ。
当然、リスクもつきまといます。
・株価の急落リスク
・業績悪化による減配リスク
・想定外の不祥事など…
こういったリスクを小さくする手段が「分散」なんですね。
リクス管理の本質は分散にある
高配当株投資では、どんなに優れた企業でも
・株価が下がる
・減配される
・業績が悪化する
という可能性はゼロではありません。
でも、きちんと30銘柄ほどに分散しておけば──
たとえ1社で想定外のことが起きても、全体のダメージはごくわずか。
逆に、1銘柄ずつコツコツ集めていると…
・買ったばかりの企業がいきなり減配したら?
・想定外の不祥事で株価が半分になったら?
精神的にもめちゃくちゃキツいです。
精神的にもやられて、「やっぱ向いてないかも…」ってなる人、めっちゃ多いと思います。
でも、これって“その銘柄がたまたまハズレだった”だけなんですよね。
✅️ 最初から分散しておけば、こうした“たまたまの失敗”で投資をあきらめずにすみます。
投資の成功って、けっきょく「続けられるかどうか」。
失敗しても続ける仕組み──
それが分散なんです😌
一株ずつ揃えることは「時間分散」にならない
インデックス投資では、「時間分散」がリスク管理のひとつとしてよく語られますね。
いわゆる“積立投資”です。
でも、この考え方は高配当株投資にはあまり当てはまりません。
なぜなら、高配当株は「企業の成長力」と「株主への還元姿勢」に賭ける投資だからです。
・この企業は配当を大事にしてくれそう
・今の利益水準ならしばらくは安心かな
そう信じて投資するのが、高配当株の基本スタンス。
でも──
どれだけ信じていても、1社だけに投資していると、業績がクラッシュしたときに一発退場です。
残念ながら「時間をかけて買えば大丈夫」なんて、甘くはありません😅
完成形から始めた方が「勉強になる」
😐「1社ずつ調べながら、少しずつ勉強していこうと思ってます」
──その気持ち、すごく分かります。
でも、それだと全体のバランス感覚をつかむまでに“年単位の時間”がかかってしまうんです。
実際に30銘柄を持ってみて、はじめて見える世界があります。
・この業種、下がりやすいな…
・でも別の銘柄がカバーしてくれてる!
・なんやTOBって…!?(驚)
そうやって、実践の中で“全体を見る力”が育つんです。
小金持ち登山で言えば、
「とりあえず最低限の装備を揃えて山に登る」みたいなもの。
・今年はMacBookを買って
・来年は証券口座を整理して…
みたいに1つずつ準備してたら、登山口にもたどり着けません。
✅ 一気に装備を揃えるからこそ、現場で「何が必要だったか」に気づけるんです!
高配当株投資において──
実物ポートフォリオを“持ってみる”ことが、いちばんの教材になる!
ぼくはそう思います。
まとめ:最初の一歩は、“まとめて買う”から踏み出そう!
「よし、これから高配当株投資を始めてみよう」
そう思った方へ。
もしもぼくが今から高配当株投資をはじめるなら──
結論、“まとめて”買います。
1銘柄ずつ、ちまちま揃えたりはしません。
なぜか?
その理由は3つ👇
✅ リスク管理の本質は“分散”にあるから
✅ 一株ずつ買っても“時間分散”にはならないから
✅ 完成形から始めたほうが、学びが深くなるから
高配当株投資はアクティブ投資。
そしてアクティブ投資のリスクを抑える“唯一の手段”が、分散です。
この記事では、現役の高配当株投資家として、最初の一歩をどう踏み出すかをお伝えしてきました。
もちろん、最初から全資金をその30銘柄に突っ込むことは避けてくださいね。
ある程度の予算をつくって、余剰資金を確保した状態で「30銘柄のお弁当パック」でスタートするのがおすすめです。
最初からポートフォリオを組むことで、
“リアルな気づき”と“実践的な学び”が手に入りますよ。
参考になればうれしいです☺️
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